撮影機材? 病気は悪化の一途でありますねえ。 (@@;

2000.4.


 筆者はポリシーがないので、撮影機材はコロコロ変わっている。そもそも写真を再開('98.5.)してからわずか2年ほどなのである。「写真歴は?」と聞かれても返答に困ってしまうが、最近は「7+2年」と答えることにしている。

 この15年ほどのブランクの間に一眼レフの世界は大きく変わっていた。AFってナニ?え?ズームレンズってこんなに種類あったの?10倍ズーム?をを、スゲー。浦島太郎状態の筆者にとってこれはまさに竜宮城なのであった(意味不明)。学生時代には欲しいレンズも買えなくてカタログを指をくわえて眺めていた反動であろうか?わずか2年でこの有様である。

 現在手元にある機材を眺めてみると、恐ろしいことに新品で買ったのは、1.4倍エクステンダーとトキナー17ミリだけ。あとはぜーんぶ中古である。これは勿論、安いというのが第1の理由であるが、第2の理由が恐ろしい。その理由とは「中古だから贅沢じゃないもん。だから買ってもいいんだよね。」と、自分を納得させてしまうことなのだ。その結果、貯金が枯渇するというトンデモナイ事態を招くのである。こういうのを中古沼というのであろう。さらにLレンズ沼もあって、カメラの世界とは恐ろしいものである。 

手元のレンズを購入順に:ワタクシの使用パターンは普通ではないのです。ゆえに、長玉者以外には全然参考にならないと思います。(^^; ---性能をコメントできるほどの知識はありません。悪しからず。

Canon EFマウント用

EF300mm F4L USM

 '98.5.フジヤカメラの通販で入手。ISが出て安くなってた。300/2.8の下取りになりかけたが、あまりに安いので一時は生き残ったが結局売り飛ばされてしまった。不憫である。写りはよかったがサンニッパと比較されるのは不幸である。

売却

さすがに300ミリを2本も持つ気にゃなれません。ついに売れました。安かったけど(^^;

エクステンダーEF2倍

 '98.5.フジヤカメラの通販で300/4と一緒に入手。使うとAFが効かないのでつらい。え?EOS-3なら効くって?そうですね。欲しいですね。で、EOS-3を買う口実になってしまった。

EF28-105mm F2.5-4.5 USM

 '98.7.丸栄百貨店の中古カメラフェアで入手。"ズームって便利なのね"を教えてくれたレンズ。フードまで中古で入手したのはえらいが、あまり出番がない。'98.10.の鈴鹿マイレッジではEOS10とともによく働いた。

EF500mm F4.5L USM

 '98.8.にトップカメラの大須店(もう無い)で入手。マックのソフトを見に行って気絶した。でも相場よりも随分安かった。あのころ明徳公園でカワセミに出会ってカワセミ熱にうなされてた。アルミ製のI型フードなので、現在カーボン化した。稼働率No.1のレンズであり、野鳥写真の90%はコイツで。IS版の新型が欲しい鴨。

トキナーAT-X 17mm F3.5

 '98.10.名古屋大須のコメヒョーカメラプラザで半額以下で入手。しし座流星群用だったのに空振りした。

 MF時にスカスカであるが気にしない。'98.エコノパワー伊賀上野大会でEOS10とともによく働いた。写りはとてもよい。

EF50mm F1.8 II

 

 '98.12.名古屋栄生の愛好堂で入手。(ココはとても濃い。CAPA「中古カメラGET」に広告あり)。

 明るい、軽い、安い、の三拍子。発色が黄色っぽいように思えるのは気のせい?AFが騒々しいが気にしない。

エクステンダーEF1.4倍

 '98.12.トップカメラで普通に購入。純正テレコン2段重ねを目指したのにできず。店員さんは信用ならん。500/4.5ではAFが効かないのでつらい。え?EOS-3なら効くって?

左:ケンコーテレプラス1.5倍

右:Canonエクステンダー1.4倍

ケンコーテレプラス1.5倍

 '99.4.に、EF500/4.5+EOS-1NでAFが効くことを確認してから購入。取り寄せたモノをわざわざ試させてくれるカメラのキタムラ守山店は良心的である。周辺減光がひどいぞ。この点は"99.6月末の新型に期待である。あと、ホントに1.5倍か疑わしい。別に気にしないが。

EF300mm F2.8L USM

 '99.5.にコメヒョーに300/4 ISを見に行って気絶した。買ってから一度も使わないうちにISの新型が発表された。2倍エクステンダー使用600ミリでAFが使えてウレシイという極めて安直な気絶理由が泣かせる。ケンコーテレプラス1.5倍の周辺減光がひどくなかったらこの悲劇は起きなかった。ところで、300ミリ単体では野鳥撮影には出番がありません。エクステンダー付けるくらいだったら最初からゴーヨンゴを引っぱり出すし。ゴーヨンゴ+ケンコーテレプラスPRO300が思いのほか「使える」んです。(^^;

ケンコーテレプラスPRO300(1.4倍)

 またまたテレコンが増えました。'99.7.28.にフジヤカメラの通販で購入。焦点距離との戦いは永遠に続くでしょうねえ(意味不明)。ちょいと細工をするとEF500/4.5L+EOS-1NでAFが働きます。しかもテレプラス1.5倍よりも周辺光量が豊富。けっこう使えます。色も白くなってマッチングもよいです。コンパクトだし。

EF100-400mmL IS USM

 ついにいめえじすたびらいざあウイルスに感染。散々迷ってこうなった。次のターゲットはEF500/4L ISである。恐ろしいことである。コンパクトなのはとっても嬉しい。当然中古で買った。ケンコーのテレプラスPRO 1.4倍とセットで使うことが多い。'00.2. ISは丁寧に撮れば、そりゃあ素晴らしい効果を発揮してくれるんだけど、やっぱり暗いのだ。

EF400mmF2.8L USM

 '00.4. もう言い訳できません。わずか2ヶ月間にLレンズ2本も買うか??しかも同じ400ミリときた。何考えとんねん(この部分は思い切り関西弁のイントネーションでお読みいただくと感じが出ます)。試写までさせてくれる愛好堂は良心的であるが、私はその術中にまんまとはまっている気がする。ファインダーは劇的に明るい。近距離だとピント面の薄いこと薄いこと。重いのを気にしちゃいけません。何事も修行であります。あ、I型だから蛍石入ってない(だからどうした?)。

ボディを古いモノから。

minolta XD

 中学・高校時代に愛用。CAPAやカメラマンなどフォトコンにも結構入選した。10勝はしたと思う。'98に押入から引っぱり出したらミラーがさびていて露出計もヘンだった。それでも結構な値段で下取りしてくれたのが不思議だ。

画像はナイ

Nikon F801

 '98.3.に.愛好堂で入手。当然中古だ。使用期間わずか3ヶ月でEOSに鞍替えした。この間に1.6倍AFテレコンとかスピードライトとか接写リングとかタムロンSP300/2.8とか色々投資したのにパーである(みんな中古であるが)。不経済きわまりない行動は思い出すたびに悲しくなる。現在は友人に引き取られてかわいがってもらっている。

画像はナイ

Canon EOS10

(太郎君)

 USMの誘惑には勝てない。'98.5.に愛好堂でEOS10+EF400/5.6Lをさわってカルチャーショックを受けた。で、早速(中古で)ボディのみ購入。秒5コマがうれしかった。今、EOS-1Nと比較すると合焦性能がちとつらい。しかも相手はRSであるから暗さにもRSの方が強い。(補助光ナシ条件)

売却

EOS-3といれかわりである。

 

Canon EOS10

(次郎君)

 '98.9.にEOS10が気に入って2台目を購入。EF500/4.5Lの5%ポイント還元はコレで消えた。2台を区別するために名前をつけた。太郎君はペンタ部にキズがある。同じボディは併用する時にはたいへん良い。スクリーンはペケ。だって合ってないのに合焦したように見える。

下取りに出された

Canon EOS-1N RS

 '99.1.購入。新品EOS-3にするか、散々悩んで中古のEOS-1Nで落ち着いた。HSかRSかも悩んだが、RSモードを体験するとこうなるのだ。このとき、次郎君(きれいなほう)が下取りに出された。購入価格-下取り価格=\10,000であるから、次郎君は充分に働いてくれたのだ。ペリクルミラーはかなりのお気に入りである。RS+500/4.5+1.4倍+モノスタット一脚が私の標準装備だ。

Canon EOS-3

 ついに購入('99.8.)ボディは新品だが、ブースターは例によって中古である。色々言われているが(某アサカメ誌には"こけた"とか"恥"とか)、筆者はなかなか気に入っている。筆者はド近眼乱視付きメガネであるが、視線入力がけっこう使える。ファインダースクリーンはペケだ。スカスカである。早速、方眼マットEc-Dに交換した。だけどやっぱりスカスカなんで現在アルファ-9用M型スクリーンがついているのだ。

Canon EOS 650

 2000年「物欲」第1号である。いろいろやってみたくって、それ用のボディなのだ(意味不明)。第1世代のEOSでも、AF速度は十分あると思うんだけど。もちろんEOS-3と比べるのは気の毒である。ファインダー倍率が高いのはエライ。'00.1.

番外編。Nikonのシステム??

Nikon FE

(いちかわ君)

 去年(98)のしし座流星群の時に、TeamSVEの市川マネージャーに借りた。考えてみたらTeamSVEのメンバーは全員高校時代には写真部員だった。このFE、ぶつけてペンタ部分がへこんでしまって露出計が死んでいるが、メカシャッターのBと1/90はちゃんと切れる。Nikonおそるべし。

Nikon FE

(ジャンク君)

 コメヒョーでジャンク寸前のを見つけた。当然安い。しかしその1週間後に同価格で50ミリ付きでしかも上程度のFEを、カメラのキタムラ守山店で見つけてしばらく落ち込んだ。絞り表示窓のレンズがないが気にしない。自動露出を含め、一応ちゃんと動く。NewFM-2用スクリーンを買ってきたが出番がないので交換していない。モノグサなのである。で、結局そのまま売却してしまった。

売却

シグマレフ600mm F8

 通販でジャンク寸前を購入。副鏡がくもっているらしいが、気にしない。それよりもブレ対策のが大変だ。Nikon FE+モードラは振動がとても大きい。三脚とレリーズを使わないとブレる。このレンズには"宗教の壺"コンタックス製メタルフード86ミリがピッタリである。なぜかそこそこの値段で売れた。

売却

AI 50mm F1.4

 去年(98)のしし座流星群の時に、TeamSVEの市川マネージャーに借りた。手元のレンズで一番明るい。UVフィルターが外れなくて苦労した。キャップは新品である。ハハハ。

AI200mm F4

 これも市川マネージャーに借りた。昔はこのクラスの望遠に2倍テレコンつけて鈴鹿サーキットで流し撮りしてましたねえ。今と違ってコースの近くでけっこう撮れた。金網を広げてレンズを突っ込んだりして(良い子はマネしてはいけません)。S字の内側なんて200ミリじゃ長すぎた。

minolta SR-1

 最近まで動いていたのに、しし座流星群の時、ついに沈黙した。プリズムにかびが生えているが、ここ10年間は広がってはいないようである。父親の形見(?)である。大昔、コイツでフォトコンを荒らし回ったそうである。セコニックの外部露出計がまだ動くのが驚きである。

天体用なのか野鳥撮影用なのか??

ビクセンGP-D赤道儀

 ふだんはミューロンが載っているが、流星群の時期にはマルチプレートを介してありったけのカメラが載る。なんとminolta SR-1まで引っぱり出したが動かなくなった。

 コイツのアルミ三脚はとてもしっかりしているので、そのうちアダプターをアルミ削り出しで自作してモノボール雲台を装着して"野鳥待ち伏せシステム"を作ろうと思っている。

タカハシ製ミューロン210

 口径21センチの反射望遠鏡。焦点距離のワリに鏡筒が短いから気に入っている。ドールカーカムカセグレン光学系である。きちんと光軸を合わせてないので最高性能は出ていない。モノグサなのである。そのうちちゃんと調整して直接焦点撮影を始めます。コマコレクターがいりますね。2415ミリF11.5。

ビクセン双眼鏡7倍50ミリ

 ヘールボップ彗星騒動の時に慌てて買った。(元)天文マニアとしては「双眼鏡=7x50」というヘンな固定観念がある。鳥見の時にも(特に暗い森の中では)威力を発揮するのだが、やっぱり重い。CanonのIS双眼鏡に心奪われる今日この頃である。(筆者はCanonの思うつぼにはまっているような気がする)

ケンコーの赤外線リモコン

  Canon純正にしようか迷ったが、安いし、光電スイッチにもなるのでこうなった。電池とか裸でつなぐので(ケースなどナイ)、自分で収納ケースを作らにゃ野外じゃ使えません。

 で、ようやくトリガー用の赤外線ストロボフィルターを注文。

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