2010.1.15. 晴れときどき曇りのち時雨
(カワセミ王国 ポイント:E000point)
このマークは、野鳥に対する虐待ともいえる一部のバンディング(標識調査)に対して、疑問を表明するものです。 マーク付きサイトは285になりました(11/4更新)今日のカワセミとか.. ●webサイト「知って欲しい野鳥のこと」をぜひご覧下さい。(12/21更新)
●バンディング問題入門ブログ:「バンディングって、なに?」
「ダークファイルが見つからないぞ」ってArnie Rosner おじさんにメールしたらすぐに返事をくれまして。「そもそもtrial memberにはRawフォルダへのアクセス権はないからダークファイルは必要ないわけなのよ。だけどDr.Nakashimaには特別にRawフォルダにアクセスできるようにしといてあげたのよ。regular member になったら全部のフォルダにアクセスできるようになるよ。」だって。で、あっさりregular memberになったりして(39ドル95セント)。すぐに登録完了のメールが来て、「ギフトで200ポイントあげる」とかなんとか。きゃあ!嬉しい。←←完全にカモにされております。
ともあれ、これで全部の望遠鏡へのアクセス権を手にしたわけで、片っ端から触ってみたくなるのが人情というもの。←←カモがネギをしょっております。
ニューメキシコは昼間だから、オーストラリアにアクセス。まずは口径140ミリのアポクロマート屈折望遠鏡。こいつには1100万画素のフルサイズCCDカメラが装着されております(モノクロ)。RGB三色分解撮影するから3000万画素以上の解像感。
Lフレーム(つまりカラーフィルター無しの画像)を5分。ダーク減算の効果を確かめたいのです。ターゲットはオリオン座三つ星のすぐ隣の「燃える木」星雲。
これは減算前。ノイズでザラザラ(白いツブツブいっぱい)。
ダウンロードしたダークファイルを引き算すると、をを!なめらかなバックに。これで星雲をうんと強調できます。がぁ、よく見るとオートガイドが流れて星が伸びて写ってますねぇ。だからこの画像はボツ。
続いて遠くの銀河へ行ってみましょう。望遠鏡は口径12.5インチのリッチー・クレチアン・カセグレンです。2台あるうちの、画角の狭い方です。ST-8Eのアンチ・ブルーミング・ゲート無しが装着されております。超・高感度です。
ダークを引いてレベルを詰めてトーンカーブを持ち上げると、淡い腕の部分(渦巻き)が浮かび上がります。たった5分でこれだけ写るんだぁ(アンチ・ブルーミング・ゲートが無いから輝星がブルーミングを起こします:適切に処理すれば消えます)。ターゲットはNGCなんだっけ?
コマ数を撮ってコンポジットしてS/Nを上げて、同様にR/G/Bも撮影してLRGB合成するとカラー写真になります。
ってなワケでモノクロCCDでカラー画像を作るのは面倒なので、最後にワンショット・カラーCCDカメラでオリオン大星雲M42をば。望遠鏡はGRAS13のタカハシSKY90。(この前のは北アメリカ、これはオーストラリアから)
お手軽モードの全自動で撮ったら、露出は勝手に2分になってて、2分のダークはないからダーク減算できずに赤や緑のツブツブはそのままです。どはは。
明日は晴れたらタカハシFSQ106で馬頭星雲だぁぁ。←←じきにポイントを買い足すことになりそうですな。まさに、カモ・ネギ。
・「長玉のお部屋R」----カメラ関係掲示板です・リキ丸くんのブログ(7/30更新)夏ばてリキ丸くん
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