2009.12.9.  晴れ

  カワセミ王国 ポイント:E003point) 


  このマークは、野鳥に対する虐待ともいえる一部のバンディング(標識調査)に対して、疑問を表明するものです。  

マーク付きサイトは285になりました(11/4更新今日のカワセミとか..

●webサイト「知って欲しい野鳥のこと」をぜひご覧下さい。(11/4更新新・鳥類標識マニュアルのPDF

●バンディング問題入門ブログ:「バンディングって、なに?」

 

国内メーカーも中華リッチー・クレチアンの価格破壊を脅威に感じてか、それとも予定の製品開発なのか、ドールカーカム・カセグレンの高性能補正レンズを発表しましたね。以下、タカハシwebサイトより一部引用

 

ドール・カーカム式カセグレンのミューロンは、中心部分は完全に無収差ですが、視野周辺部はコマ収差と湾曲収差があります。そのためミューロンの観測対象としては、主に惑星や月面の高倍率観察、拡大撮影とされていました。

タカハシでは、ミューロンの中心像はそのまま維持し、周辺像はリッチー・クレチアン式を上回るミューロンの補正レンズを研究してきました。その答えが主鏡バッフルユニット交換式のミューロン用高性能補正レンズ 、ミューロンCRユニットです。

ミューロンCRユニットは、大きく離して配置した3群3枚(1枚はED)のレンズがバッフルと互換性のある筒に組み込まれています。この高性能補正レンズは、これまで不可能と思われていた純正ドール・カーカム式の大きなコマ収差は、中心収差を肥大することなく完全に補正します。

さらに、 ミューロンCRユニットは湾曲収差も補正するので、純正リッチー・クレチアン式を遥かに上回る周辺像になります。その星像は、35mmフルサイズ対角で約15ミクロンとイプシロンの周辺像に迫るほどです。

 

ひゃ〜、こりゃスゴイや。ドールカーカム・カセグレンは中心像こそ最高にシャープだけど、視野周辺のコマ収差がとんでもなく大きいので、視野のフラットさは、

ドールカーカム・カセグレン  <<  リッチー・クレチアン・カセグレン

なのですけれど、この補正レンズシステムによってリッチー・クレチアンを凌ぐことができるようです。

 

しか〜し、用意されるのはミューロン250と300用だけ。タカハシのドールカーカム・カセグレンのシリーズには

ミューロン180(生産終了)
ミューロン210
ミューロン250
ミューロン300

がありまして、ワタクシは一番小さいミューロン180を持っています。これ用には補正レンズを用意してくれないのねん(泣)。

まぁ、理由は簡単、180と210は主鏡移動方式のピント合わせだからバッフルごと補正レンズに交換するのはムリなんでしょう。

 

高次非球面の主鏡・副鏡を使うリッチー・クレチアンは光軸調整がシビアです。一方のドールカーカム・カセグレンの副鏡は球面なので調整がラクチンなのです。だから、ドールカーカム・カセグレンでリッチー・クレチアンなみの周辺像が得られるなら、それはかなりハッピーなのです。それにしても、合成Fが10だなんて、撮影用としては暗すぎるんじゃないの?補正レンズつけた後ろにレデューサーつけても星像とバックフォーカスは大丈夫なのかな??


 ウチのミューロン180
 

 カセグレン系は筒が短いから取り回しやすくて好きなんです。ニュートニアンは長すぎ。(上は20センチF5"中華"ニュートニアン)

 

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勉強しすぎて右手首が腱鞘炎です。商売道具なのに〜。(といいつつ実は左右両利きなのだ)


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