2005.9.8その2 晴れ@夜が明けちゃったよー (カワセミ王国 ポイント:D0087point)
【学会って?ふたたび】
学会と論文というものについて、一般論を書いたのが8月29日でした。今回は、ちょっとソフトに書いてみますね。
学会を構成するのは、もちろんその分野の研究をしている方々です。大学のような教育・研究機関の先生もみえるし民間企業の方もみえます。こういう方は、研究業務でお給料をいただいておりますから、プロフェッショナルといえましょう。そうです。プロの研究者です。一方、アマチュアの方もみえます。このアマチュアの方々がどのような形で参加とか寄与してるかは、学会によって随分違います。
例えば、大がかりな実験装置が必要な分野では、必然的にアマチュアの関われる部分は少なくなります。一方、プロとアマチュアが互いにおぎない合い、互いに尊敬しあって仕事をしている分野もありますね(研究者の世界では、研究のことをよく「仕事」と呼びます)。
例えば天文学なんかがそうではないかと思っています(外から見てるだけなんだけど)。天文学者は多くないので、カバーできる範囲はおのずと狭くなってしまうようですが、彗星捜索とか超新星捜索では日本のアマチュア天文家が顕著な業績をあげていて、アマチュア天文家とプロの天文学者との間にはきちんとした連絡体制ができあがっているそうです。
逆に、権威主義的で、アマチュア研究者を排除しようとする力の働く学会もあるようです。例えば地震予知の世界がそうなのかなぁ、と勝手に想像しています。私には、アマチュア観測家の予測データの方が数段実績を積んでいるように見えます。ところが、プロの地震学者の皆さんはアマチュア観測家の手法を認めようとせず、コミュニケーションすら拒んでいるようにも思えます(2年ほど前にアマチュア観測家と地震学者との討論会が初めて開かれましたが、その後ぱったりと聞きませんよね)。なぜでしょう?シロウトの頭で思いつくのは、地震予知研究には莫大な予算が投入されているということ。簡便なアマチュア観測家の観測システムの有用性が実証されると、自分たちの利権が危うくなるというのでしょうか。
では、野鳥研究の世界はどうでしょうか。学会の発表件数を見ると、天文学同様、プロの研究者は多くないと想像されます。また、これも天文学同様、プロもアマチュアも研究対象(野鳥)が好きである、ということからしても、プロとアマチュアが互いにおぎない合い、互いに尊敬しあって仕事をしているんじゃないかなー、と想像しておりました。
ところがどうでしょう。今回、バンディングに絡んで学会や学者さんや研究のことを調べれば調べるほど、そういう簡単な世界ではないんじゃないの?という思いが強くなってくるわけですよ。
---ここまで書いて力尽きました。寝るーー。(ばったり)
前々からバンディングについて思うところがあったのです。
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